しつけ

子供の“しつけ”について深く考えてみる

しつけには大きく分けて「共有型しつけ」と「強制型しつけ」の2種類があるということを本で読んだことがあります。

●共有型しつけ
子どもの気持ちを中心に考え、子どもとのふれあいや会話を大切にし、楽しい経験を子どもと共有しようとする、しつけスタイル。

●強制型しつけ
大人中心で、言いつけ通りに子どもを従わせようとする、しつけスタイル。罰を与えたり、力によるしつけを行ったりすることもある。

ちなみに、私は共有型しつけスタイルです。

私の住む近所に、ママたちが集まる子育て広場があります。
そこでの出来事をちょっと取り上げてみたいと思います。

その子育て広場では、読み聞かせがあったり、おもちゃなどもたくさんあるため1日中子供をつれているときも多いのですが、そこの来られるママAさんは、ママ友の間で有名なスパルタ教育をしているママさんです。
しつけスタイルも周りの誰が見ても「強制型しつけ」です。

様子を見てると、私のママ友はみんな共有型しつけスタイルのため、積み木やパズルで自由に遊んでいるわが子をじっと見守っています。

一方、強制型しつけを行っているママAさんは、何かと口を出し、子供に指図します。
子どもがパズルをやろうとすると、『そっちは難しいわよ。こっちからにしなさい。』『左右の色を同じにしたらキレイでしょう』などと言います。

また『きつねのおきゃくさま』という絵本の読み聞かせにおいても、違いが見られました。
『きつねのおきゃくさま』は、優しいきつねがほかの動物たちを守るために死んでしまうお話です。

共有型しつけを行っているママさん方は、子どもがどんな反応をするかと子どもの顔を心配そうに見ています。
子どもは『きつねさん、どうして死んじゃったの? あんなに親切なのにかわいそう』などと言います。
それを受けてお母さんは『そうね、かわいそうね』と共感的なサポートをします。

一方、強制型しつけを行っているママAさんは『はい。今のお話はどういうお話だった? 言ってごらん』、子どもが答えると『違うでしょ。お話の記憶、テストに出るわよ』などと勝ち負けの言葉を投げ付けます。

しつけのスタイルも家庭環境や親の考えなどもあり人それぞれですので、強制型しつけが、間違っているとは言いませんが、強制型しつけをしている家庭環境のもとでは、語彙得点や読解記述力ともに低いということが調査でわかっているそうです。

共有型しつけは、親がこどもに考える余地を与える援助的なサポートが多く、子どもをよく褒め、子どもに合わせて柔軟な対応をしています。
そうした家庭環境のもとでは、子どもは伸び伸びと活動できるため、自分から興味を持ったもの自主的に行動をします。
楽しいと感じているときは脳の働きが活発になります。

強制型しつけは逆に、子どもに考える余地を与えず、指示的・独断的な介入が多く、情緒的なサポートも少ない。
褒め言葉も少ないため、こうした親のもとでは、子どもは主体的に行動することができず、親の顔色を見ながらおどおどと行動してしまいます。
これでは脳の働きが低下するうえ、言われたことしかできない「指示待ち族」になる危険性もあります。

しつけスタイルは母親の思いひとつで変えることができます。
子どもが伸びる共有型しつけを心がけていきたいですね。

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